そもそも、アフリカツメガエルとは その1
こんばんは。ペクチンです。
今回から、アフリカツメガエルがどんなカエルなのか紹介していきます。
アフリカツメガエルは、その名の通りアフリカ原産のカエルです。
ものすごくザックリ言うと学名にXenopusがつくカエルで、
ここからとって「ゼノパス」と呼ばれることもあります。
ちなみにラテン語読みするとクセノプスです。変な名前……。
ペットとしてはあまり見かけませんが、実はある場面で大活躍している生き物です。
生物の実験で使われることが多いのです(マウスみたいな感じ)。
実験ではカエルそのもの以外に卵も使ったりします。解剖されてしまう時もあります。
高校の生物の教科書にもちらちら出てきます。
何を隠そう、私がアフリカツメガエルを飼うことになったきっかけは高校生物なのです。
我が家に最初に来たアフリカツメガエルは、卵からおたまじゃくしになる様子を観察するために授業で配られたものなのです。
こんな感じで、アフリカツメガエルは生物学にとても貢献しています。
では、なぜアフリカツメガエルがよく用いられるのでしょうか。
普通カエルって動いているものしか食べず、陸棲の種なら温湿度管理が必要になるので、
飼育するのは非常に難しく、手間がかかります。
しかし、アフリカツメガエルは固形飼料で飼育できるのでとてもお手軽です。
また、おたまじゃくしから大人になってもずっと水中で暮らすので、カエルというより熱帯魚感覚で飼育できます。
何より、とっても丈夫で長生きします。
だから実験動物に向いているのかなと思います。
もちろん、ペットにも向いてますよ。
可愛いと思えば!
次回はカエルの生態について書きます。
最後までご覧くださり、ありがとうございます。
ではでは。